16番MODEMO373系の脱輪対策-クハ分解
2018年 10月 29日
サハと大した違いはありません。車体を裏返しにして、裾を指で広げて床板を引き上げれば外れます。連結面側からやった方が無難かも。
ライトが切れている場合に備えて、後日分解・組立て手順をお知らせします。
あと気になるのが、ライトユニットを床板のオモリに接触させる、赤矢印のところのベロ。写真の向きでは、床板側の壁が引っかかって組立てが困難なハズなのですが…私は、先頭側へと曲げ直しました。
ここから台車を外して整備するのはサハと同じです。
ついでなので、電気の通り道を全部清掃・磨き出しします。クハはライトがあるので特に重要です。
台車の導電板は、車輪のピボットが入る穴を、細くした#600~#1000の紙ヤスリで磨き、無水アルコールを付けた爪楊枝やベビー綿棒で擦って拭いて仕上げます。車体側の導電板に当たる突起の先端は紙ヤスリで磨き出します。
床板側の導電板は、タミヤのコンパウンドで磨いて酸化膜を取り除きます。(紙ヤスリだと傷ついて、後の酸化が進み易くなるかも…)鉄製のオモリも、各導電板と当たる部分を紙ヤスリで磨き、無水アルコールで仕上げます。オモリは曲げない様に注意。