16番MODEMO373系のライト分解
2018年 10月 30日
16番のMODEMO(ハセガワ)製のJR東海・373系特急電車について、分解修理を試みています。おおむね成功していると思いますが、実行されたい方は自己責任でお願いします。
今回はクハのライトユニット分解です。
台車の修理とは無関係ですが、ライトが切れてしまったり、貫通扉の特急マークの窓を、ヘッドマーク装着時に誤って中に落としたり(ワシはやらかした(汗))した場合に必要になるので、書いておきます。

銀色の遮光フィルムは剥がします。丈夫なのでどこか埃の付かない所に保管すればまた使えます。(熱で劣化した場合には分かりませんが…)
先に、中央にある下側ヘッドライト用のY字型の透明導光板を引っ張ってゆるめます。あとは全体をテキトーに斜めに引っ張れば、そのうち外れます。
但し前出のヘッド用とテールライト用の導光板(赤い2本)は、割ったり弾いて失くしたりしないようにご注意。

全てムギ球でした。切れたら交換すれば良い訳ですが、テールライトはかなり暗いのでLEDに改造したくなります。熱的にもそのほうが良さそう。

ヘッドマークは外側からはめ込む仕組みです。
窓パーツは前方客ドア用まで外せば充分ですが、運転席後方のへっつい(内壁)を外せばさらに左右窓が外せる。その後は前面のパノラミックウインドーも外れる…のでありましょう。
(スミマセンまだそこまで分解してマセン…)
ちなみに客ドア窓は、下部にある床板のツメ受けが前向きになるようにつけます。
(下の組立手順の写真ではドア窓の左右が逆で前後が逆になってます、これもスミマセン…)

先に、ライトユニットにヘッドライト用のY字型導光板をはめ込んでおきます。
①これを案内にして、ライトユニットを車体側に押し込む
②ライトユニットの左右の溝を案内にして、テールライト用の赤い導光板を差し込む。竹ヒゴなとで押すと良いかも。
赤い導光板の尻にはライトユニットにハマる出っ張りがあるので、これがカッチリはまるまで押し込む。押し込み過ぎると車体から飛び出てデメキン(悶)になるので注意。

あと、クハは車体前方の床板のはめ込みが緩いようで、これが災いしてライトユニット側の導電板が接触不良を起こしてヘッドライトがつかない時があるようです。これで皆焦って車体を下へ押すから、余計に台車がコワレる。(汗)
私はとりあえず写真の赤矢印のように、前方客ドア窓の下のツメに、ハガキ位の厚さの紙に穴をあけ両面テープで貼って、引っ掛け兼ガイドとしてみました。割合頑張ってくれるので、当面これで経過観察(笑)いたします。下は点灯した証拠写真。
