リマ社製DL整備 -1

 ヤフオクで買ったリマ製品、6000円で0系新幹線のほかDL、タンクロコと動力車が3両もあり嬉しい、じゃなくてコリャ全部稼働させねば。
 という事で今回一番簡単そうなDLから着手。

b0403442_17374796.jpg
 ボデイというか上回りはボンネット下の爪4本で止まってるだけ、すぐ外れる。若干反りがあるケドまあ今回はこのまま。動力ユニットは床板に前後2本のタップビスで止まってる。その前後には写真の通り、鉄板のオモリが刺してあります。オモリを抜いてネジを外せばユニットだけになる。
 ご覧の通り、ウォームを使わない軌道モーター方式です。だから動輪を親指で回せば重いけれどモーターも回ります。スゲー。
b0403442_17385072.jpg
b0403442_17390952.jpg
 動輪は車軸から抜かないとプラ台枠から外せない構造。絶縁ブッシュに接着剤流した形跡があるので引き抜く事は止め、この状態で紙ヤスリとタミヤ細目コンパウンド付綿棒で酸化膜の黒ズミを念入りに剥がします。
 伝動ギヤは、上方の黒染め鉄板の押さえバネを抜けば全部外せました。ギヤの表裏に注意。写真右側の車輪ギヤとかみ合う大ギヤは、内側に小ギアがありますがこのモデルでは使いません。共通部品で省コスト化。
 集電板は細い電線でモーターの端子につながってる。ハンダを外さずとも、銅板をたわませれば外せます。整備性イイネ。銅板も当然清掃。

b0403442_17393104.jpg
 で、いよいよモーターのフタを開けてみる。左右の2mmφ×10mm長のタップビス2本を外すと、もうモーターの中身が見える。不注意に開けるとブラシとスプリング、軸受の真鍮ワッシャが転がり出るのでご注意。
 なんとコンミテータが円盤状。ブラシは段付き円筒形のカーボン成形体。そしてブラシスプリングは、N車によく使われるバネ並みに線径の細いコイルバネです。国産棒モーターの固いバネとはエライ違い。
 このブラシが入る穴には真鍮のハトメが入れてあり、過熱したバネがプラ製のフタに融着しない様になっている。端子台兼バネ押さえの鉄板はU字型で、こんなにカンタンでも多少バネ圧は調整できそうな構造。
 一見雑に見えますが、玩具として最低限の耐久性と容易な整備性を確保しています。製造後30年以上経っていますが、実際に今回、中古で買った3両ともモーターは回りました。

[PR]
Commented by nari--masa at 2018-11-30 12:48
こんにちは。
天賞堂のパワートラックType1に似た構造ですが、玩具として割り切っている感じですね。
ウォームがないので耐久性は良さそうです。
スパーギアは実質摩耗しませんから。
モーターは凄い構造ですね(^^)
Commented by kamidensha-oomura at 2018-11-30 17:23
nari--masaさん、コメントありがとうございます。
 モーターの構造、確かにスゴいんです。円盤型のコンミテータが唯一謎ですが、薄くできたり、組み立てを簡便に出来るという事で採用されたのだと思います。事実これで回るんだからいいじゃん、という感じ。
 これで動くモノにしてしまうんだから、欧州の機械モノはなかなか侮れない。さすがダヴィンチとペンドリーノの国、と今のうちにホメておきましょう。(笑)

by kamidensha-oomura | 2018-11-29 17:44 | 16番(HO)車両・線路の修理・改造 | Comments(2)

ペーパー製などの鉄道模型を作って楽しむブログです。


by kamidensha-oomura